流星花園、とうとう最終回でした……。
 
あ、「流星花園」の検索で来られた方、
ようこそ。
相変わらず「流星花園」の検索で来られる方
多いですね。
さすがです。
 
久々におもしろいと思えるドラマだったので
最終回だなんて、ちょっと悲しかったです。
あらすじを見ていたのでどんなラストなのかは
知っていたけど、いいラストでした。
 
すべて解決して二人で平和にデートしている時のこと。
相変わらず、二人とも素直じゃなくって
「とろい!」
とか
「なんですって!」
とかケンカごしで言い合ってたんですが
最後の最後に、つくしが、にっこり微笑んで
 
「あなたが好き」
 
やっとやっとやっと言った!
いやー、引っ張りましたね、最終回まで。
これまでさんざん
「つきあおう」
というセリフはお互い言い合っていたけど
「好き」
と言葉でちゃんと伝えていたのは
道明寺だけだったんですね。
「お前はそうやっていつも逃げる!」
と道明寺は怒っていたけど
惚れた者負けです、仕方がない。
 
花沢類ともうちょっと何かあってもよかったんだけど
ラストはよかったです。
主題歌歌っているらしき人が
ストリートミュージシャン役で
最後にちらっと出てきたのも
おもしろかったっす。
 

「この店に行こうね!」麦野ひな著

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♪ 神尾葉子原作の人気コミック「花より男子」が台湾でドラマ化されたのがこの『流星花園』。台湾はもちろん、世界13ヵ国で大ヒットを飛ばしたシリーズだ。 牧野つくしが入学した名門大学は、創始者一族である男性4人グループ「F4」に牛耳られていた。つくしはひょんなことからF4に目を付けられ
ベスト30って内容はたいして変わらないのに
順位がコロコロ変わってしまいます。
で、今現在のを書き並べてみます。
 
?ウォレスとグルミット
?E.T
 
?天使の涙

(この3本は「永遠のベスト3」として
長い間同じ順位でしたが、『天使〜』は
2回目に見て感動薄だったので3位に。
他の二本は何度見ても笑えるし気持ち良く泣けるし
もう大好き!)
 
?唇からナイフ
?アンリエットの巴里祭
 
(『唇〜』はまあ、おいといて(笑)、
『アンリエット〜』はあまりにも
構成が見事なので、いっきに順位が
あがりました。それに、もともと何かを創っていく
内容って好きなので)。
 
?ディーバ
?恋する惑星

?汚れた血(画像なし)
 
(『恋する〜』はラストの意味がいまだに
わからないので宙ぶらりんな状態です。
ラストの意味がわかった時に、気に食わなかったら
ランク外になるかも)。
 
これまでのベスト10だった
●ボギー! 俺も男だ(画像なし)
●アメリ
が、「現実逃避系脱皮」により
ランク外になったので
急遽、あらたに2本選ばなくてはならなくなりました。
ベスト20から、
一番、元気が出るのを選びました。
 
?ストリート・オブ・ファイヤー
 
……おおっ!
10年以上、私のお気に入り映画
ベスト20だったが、
とうとう初のベスト10にランクインしたか! 
だって、ほんとスカッ!とするもの!
ストレス解消にぴったり!
すべての映画の中で一番ストレス解消できるなあ。
それに登場人物全員好き!
みんな、すごいスカッ!としたキャラで
気分いいもの。

?サブウェイ

ディーバ、汚れた血と
サブウェイはフランス映画の
おもしろさを教えてくれた3本です。
でもなぜかサブウェイだけは
ベスト10に長年はいることがなかったのですが
今回やっと入りました。

 
ベスト21〜30(順位なし)

●ダウンタウン物語(画像なし)
●タンゴ〜ガルデルの亡命(画像なし)
●シャレード
●マダムと泥棒(画像なし)
●オルフェ
●天国からきたチャンピオン(画像なし)
●ビルとテッドの地獄旅行
●ザ・ドライバー
●まぼろしの市街戦

●ローマの休日
●黒とかげ(京マチコ主演)
●バック・トゥ・ザ・フューチャー
●ミクロの決死圏
●アメリ
●テキサスの5人の仲間(画像なし)
●モロッコ
●間諜x27(画像なし)
●バベットの晩餐会
●バグダット・カフェ

DVD アニプレックス 2002/04/24 ¥7,875

黒い十人の女

2004年5月27日 映画
見たいです。
とゆーのも、元ピチカート・ファイブの
小西氏が絶賛していたので。
 
数ヶ月前、二時間ドラマで放送してたけど
すごいしょーもなかったです。
でも、映画の方は期待しています。

DVD ジェネオン エンタテインメント 2000/12/22 ¥4,935 妻がありながら、ほかに9人の愛人を持つ男、松吉(船越英二)。やがて愛人たちは結束し、松吉を殺害しようと企てるが…。 市川崑監督がモノクローム映像をスタイリッシュに用い、時にブラック・ユーモアも醸し出しながら描く、男と女のピカレスク・ロマンの秀作。その映像センスは後の若者層の流行とも呼応し、時が経てば経つほど人気…
見たいですねえ

DVD ジェネオン エンタテインメント 2000/12/22 ¥4,935

殺しの烙印

2004年5月27日 映画
変だ。
 
へんてこりんな映画だった。
 
…変だ、変だ、変変変。
 
「なんでこんなわけのわからん
映画を作るんだっ」
と日活の社長が激怒して鈴木清順監督をクビにしたという
いわく付きの作品だけあります。
 
目をあけたまま眠る変な殺し屋が登場したり、
主人公の殺し屋も変だった。
「俺は飯の炊けたニオイが好きなんだ」
と、何かにつけて、愛人に
ごはんを炊かせるのだ。
これってニオイフェチ?
 
登場人物もストーリーも
変だった。

DVD 日活 2001/10/26 ¥4,935 伝説の巨匠・鈴木清順が手がけた異色作にしてカルト・ムービー。2001年に本作の設定を生かした続編的作品「ピストルオペラ」が、同じ鈴木監督の手で作られた。 プロの殺し屋NO.3にランクされている花田五郎(宍戸錠)は、500万円の報酬のため組織の幹部を護送する途中、NO.2とNO.4たちの一味に襲撃される。相棒の春日が倒れ、危うく危…

麗しのサブリナ

2004年5月27日 映画
内容は「ローマの休日」の方が好きだけど
ヘップバーンが一番魅力的だったのは
この映画だ!
もう、可愛いなんてもんじゃないね!
 
私は特にヘップバーンファンでもないんだけど
この映画のヘップバーン見て
「妖精って言われてるけど、
ほんと人間じゃないよ、この人」
と、くらくらしました。
 
料理学校で玉子を割ったり
スフレ失敗するシーンなんて
可愛らしかったなあ。
で、デートの時に
蓄音機から流れてくる
 
♪バナナはありません。
今日はバナナはありません♪
 
という妙な歌(笑)を聞いて
「おもしろい歌ね」
とヘップバーンが一緒になって
歌うシーンがあって、本当に可愛くて可愛くて
どうしようかと思っちゃった(笑)。
 
ありふれたシンデレラストーリーなんだけど
ビリー・ワイルダーにかかると
どの女優さんもめちゃくちゃ
キュートにうつるんだよなあ。
 
シャーリー・マクレーン
(あなただけ今晩わ)、
モンロー(お熱いのがお好き)、
みんなワイルダー映画が一番
可愛かった。
「綺麗」でも「スタイリッシュ」でも
「耽美」でもない、
「キュート」
これですな、ワイルダーがとると
女優がキュートなんですよ、ほんと。


「この店に行こうね!」麦野ひな著

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VHS パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 1997/04/23 ¥3,045 資産家ララビー家の運転手の娘サブリナは、ララビー家の次男デビッドに失恋し、パリの花嫁学校へ。ところが、修業して戻ったサブリナを見て、デビッドは逆に熱をあげてしまう。兄ライナスがその邪魔をするが…。 「永遠の妖精」オードリー・ヘップバーンが、出世作『ローマの休日』に続いて主演したシンデレラストーリー。兄ライナスに…
パラダイスシネマで見たんですが
びっくりしましたね、劇場女の子ばかりでした。
一瞬「レディース・デイか?」
と思ったくらいです。
女の子ってゲイ映画好きな人
多いですもんね。
私も以前は好きでしたが、この映画を見た頃は
ピークを過ぎていたので冷静に見てました。
主役の二人よりもカーウェイ映画なので
見に行ったのです。
 
すごい印象的だったのはインタビュー記事で
ト二ーはゲイの役を演じるということに
すごい抵抗があったらしいのです。
で、レスリーは割り切っていた、と
答えていたのが対照的でした。
あまりにト二ーが拒否反応を示すので、
「ひょっとしてト二ーはゲイだったりして」
と思ったのですが、実はレスリーがゲイだったんですね。
レスリーってグラビアで見るとそうでもないけど
スクリーンで見ると美しい人だなあと思いました。

主役の二人よりも私が気になったのは
途中で登場する香取慎吾似の
あの爽やかな好青年です。
人の話し声を聞くのが好き、という
おもしろい嗜好の持ち主ですが
彼の存在は、この重いストーリーの
救いになっていました。
ラスト、結局別れたみたいだけど、
あの爽やか青年とト二ーの2ショットで終わったので
とても清々しい気持ちになれました。

DVD ジェネオン エンタテインメント 1999/11/26 ¥4,935 アルゼンチン。旅の途中で知り合ったウィン(レスリー・チャン)とファイ(トニー・レオン)。幾度となく喧嘩と別れを繰り返してきたこのゲイ・カップルは、やり直すためにイグアスの滝をめざすが、またもささいなことから喧嘩別れとなる。そしてしばらく後、ブエノスアイレスのタンゴ・バーで働くファイのもとに傷ついたウィンが転がり込…

ザ・ドライバー

2004年5月26日 映画
この映画、もうちょっといじれば
めちゃくちゃかっこいい映画になるんですよ!
「スタイリッシュこの上ない
アクション映画の快作」と解説にも書かれているけど
確かにスタイリッシュこの上ないです。
 
でも、主演のライアン・オニールが
もひとつ。めちゃくちゃかっこいい役なんだから
他の役者が演じると、もっと
たまらなく魅力的な作品に
なっただろうに、惜しいなあ。
 
私のご贔屓イザベル・アジャーニも出てるんだけど
なんか彼女ももひとつだった。
もっさりしてるなあ、ってゆー印象が
残ってます。
 
で、かっこいい!と気に入ったところは
登場人物たちに名前がないこと!
これ、すごいっす!
例えば主人公は「ザ・ドライバー」
謎の女、イザベル・アジャーニは
「プレイヤー」
あと「刑事」「密告者」など
出演者全員に名前がないんですよ。
これ、すごい新鮮でした。
 
名前って単なる記号にしか
すぎないのかもしれないなあ…なんて
思ったものです、この作品を見て。
 
で、主人公とアジャーニが
びみょーな関係で、普通の映画だと
さっさとくっつくんだろうが
この作品は最後まで「単なるビジネスの相手」
として最後まで二人の間には何もなかったんですよ。
お互い、気がありそうな素振りだったんだけど
キスさえもしませんでした。
そのストイックさが、たまりません。
 
くっつきそうで、くっつかない、
お互いそれなりに気がありそうな
びみょーな空気なんだけど、
あくまでビジネスの相手として接する
すごい緊張感のある関係…
こーゆーのってすごい好きなんです。
「唇からナイフ」が
たまらなく好きなのは、モニカ・ビッテと
テレンス・スタンプの二人が
まさにこの「びみょーな関係」だから。
 
この「びみょーな関係」で
一番有名なのは、ルパンと不二子ちゃんでは
ないでしょうか(あ、初期の頃のね。
最近はもう恋人同士っぽくって
緊張感がないからつまんない)。

役者をかえて、ぜひリメイクして欲しい作品です。

DVD ジェネオン エンタテインメント 2000/08/25 ¥4,935 ウォルター・ヒルの名前を一躍高めた、スタイリッシュこの上ないアクション映画の快作。 盗難車を使って犯罪者の逃亡を手助けする“ドライバー”(ライアン・オニール)を執拗に追う刑事“ディテクティブ”(ブルース・ダーン)。そしてクールな女ギャンブラー“プレイヤー”(イザベル・アジャーニ)が絡み、ロサンゼルスを舞台にし…
スタンリー・ドーネン好きです。
この映画のヘップバーンには魅力を感じないけど
作品全体はおしゃれで大好きです。
やっぱドーネンはおしゃれだ。
 
数年前のアカデミー賞授賞式で
名誉賞を受賞したドーネンは
「スピーチが苦手だから」
と、タップを披露したんですよね。
なーんてお茶目さん♪
ますます好きになりました。

DVD パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン 2001/10/26 ¥4,179 夫と離婚すべくパリのアパートに戻ったレジーナは、そこで夫が何者かに殺されてしまったことを知らされる。そして葬儀の際、彼女の前に見知らぬ3人の男が現れ、その後もつきまといはじめていく…。 オードリー・ヘプバーンならではのエレガントな魅力が満載の、コミカル・ミステリ映画の名作。ファッションモデルという設定の彼女がま…

気まま時代

2004年5月26日 映画
フレッド・アステア、ステキです。
ジンジャー・ロジャースは
美人とは思わないけど、天才アステアに
ついていけたのは彼女だけらしいので
この二人はゴールデンカップルだと
思います。
 
この二人の映画はどれも楽しいけど
私は、この作品が一番好きです。
ラスト近くのダンスシーンでアステアが歌う
パートナーなんたらかんたらって曲、
良かったなあ。
それと、ロジャースがアステアとダンスを
踊っている夢を見るんだけど、
その時のダンスがとてもステキでした。

DVD アイ・ヴィー・シー 1999/11/25 ¥3,990

昼顔

2004年5月26日 映画
これ、衝撃的な内容のわりには
女性の映画ファンに
人気ありますよね。
禁断の扉を開いてしまったって
感じでしょうか。
 
幸福なはずの人妻が
昼間だけ娼婦の生活を始めるんです。
彼女は裕福で夫とも愛し合っているのに
なぜか娼婦になるんです。

これが、お色気むんむんの女優だと
「単なる男好き」で終わりだけど
カトリーヌ・ドヌーブのように
品のあるクール・ビューティが演じるので
説得力あるんです。
“心と体の矛盾”ってやつですか。
いやー、大人の映画ですなあ。
 
最初、テレビの吹き替えで見たので
ラストの意味が全然わかりませんでした
(あの吹き替えは悪すぎる)。
で、数年後に字幕スーパー、ノーカットで見て
やっとわかりました。
まあ、ハッピーエンドではないとは
思ってましたが…旦那さんお気の毒です。

DVD バンダイビジュアル 1997/07/25 ¥6,090
ああ、こっちじゃないよ、
私のおすすめ映画は。
 
私が書きたいのは
「京マチコ主演」の
「黒蜥蜴」です。
でも、画像がなかったわ…。
 
京マチコ主演の黒蜥蜴は
ミュージカル仕立てなんですよ。
うけを狙っているのか
真剣につくっているのか
もひとつわかりませんが
最初見た時に
「なんじゃ、こりゃ?」
と目がはなせなくなりました。
妙です。
 
ところでアクセス元表示で
「京マチコ」も
結構多いんです。
へえ、不思議。
他にも役者の名前書いてるのに。


DVD キングレコード 2001/10/03 ¥3,990
10年以上前にテレビで見たんですが
これ、ものすごい拾い物でした。

>第一次世界大戦下、ドイツ軍が仕掛けた時限爆弾撤去のため、フランスのパリ北方の小さな村を訪れたイギリス軍の伝令兵(アラン・ベイツ)。村の住人はすでに避難しており、残っているのは解放された精神病院の患者と動物ばかり

このあらすじを読んで、最初は
「なんだこれ、ホラーか?」
と、ちょっとドキドキしながら見たんだけど
見終わった後、
あまりの出来のよさに感心しました。
 
…が、それから数年後に知ったのですが
カルト映画としては有名だったんです。
そうだろうなあ、だってものすごい
おもしろいもの。

これ、実におもしろいですよ。
おすすめです(犬神家は見なくていいから(笑)
この映画を見てください)。

 


DVD 紀伊國屋書店 2003/11/22 ¥5,040 患者たちがハートの王様と仰ぐ中、彼は必死に爆弾を見つけて撤去するが、今度はそこにドイツ軍が現れた……。 …

モロッコ

2004年5月26日 映画
ガルボはグラビアも映画でも
「きれいな人だなあ」
とうっとりしたけど、デートリッヒは
正直言って、グラビアを見た時は
「なんか変。眉毛が変だからかなあ。
なんでこの人がガルボと並んで
絶賛されてるのかなあ」
と不思議でした。
 
…が、モロッコを見てたまげました。
あまりのかっこよさに!
美しい、というのもあるけど
なんとも言えずに絵になるんですよ、彼女。
酒場で男装姿で歌う有名なシーンで
女性客に冗談でキスしてましたが、
私までドキドキしてしまいました。
“男装の麗人”って
デートリッヒのためにあるような言葉だなあ…
と、目がくぎ付け。
で、次は女そのものの魅力で勝負、という
衣装で登場して歌うんだけど、どちらも
すごいステキでした。
 
セリフもなにもかも、キザでキザで
今の時代だと恥ずかしくて見てられないだろうけど
セピア色の時代では絵になるのよねえ…。
 
クーパーがチップを渡すと
「おつりよ」
と言って、デートリッヒが自分の部屋の鍵を
渡すんですよ。くーっ!
他に有名なのはクーパーが
鏡にデートリッヒのルージュで別れの言葉を
書いて去ってゆくってゆーシーンがありました。
鏡にルージュってよくあるけど
あれってこの映画が最初なんじゃないかなあ。
 
一番有名なのは
ラストシーンですよね。
デートリッヒが砂漠でハイヒールを脱ぎ捨て
裸足になってクーパーを追いかけるってゆー
シーンでした。
 
唯一本気で愛した人を追いかけるのに
ハッピーエンドではない。
なぜなら、それは破滅に向かっている愛だから…。
現実にはイヤだけど
作り物の世界では“破滅に向かっている愛”って
すごい惹かれるんですよ、かっこいいなあって。
 
デートリッヒをそこまで惚れさせた
相手役のクーパーですが、
彼は他の映画では
優等生的二枚目ばかりで全然興味なかったんです。
でも、この映画のクーパーは
崩れたものすごいフェロモン全開で
「どうしたんだ、クーパー!
こんないい男だったっけ?」
と、すっかりクーパーを見直したのです。
あの指をくるくるとまわす妙な敬礼の仕方も
彼に似合っていました。
 
サイレンス時代からトーキーになった
初めての記念すべき作品であり、
名シーン、名セリフの宝庫でもあるので
年配の評論家たちが夢中になってよく
とりあげてますよね。
わかります、それって。
「単なるメロドラマ」
と切り捨てる批評家もいるけど、
一見の価値はあります。


DVD アイ・ヴィー・シー 2001/10/25 ¥3,675
これ、かなり昔(50年以上前)の映画なんですが
最初見た時に、たまげました。
あまりのかっこよさに!
「斬新」ってこのことなんだ!
とショックでした。
(そう言えばカラックスの“汚れた血”を最初見たときも
ショックでした)。
 
あ、そう言えば思い出したけど
“オルフェ”“汚れた血”を
初めて見た時に
「まるで眠っていた感受性を
金槌で叩かれたような衝撃を受けた」
と友人たちに言うと、
「もっとフランス映画について語って」
と周囲の人々にすごいうけたことがあったな。
なんかすごいこと、言ってたんだな(笑)。

DVD アイ・ヴィー・シー 1999/12/18 ¥3,990 詩人としても著名なジャン・コクトー監督が、ギリシャ神話のオルフェウス伝説をモチーフに描く前衛的かつ幻想的な映像詩。詩人カフェに集うオルフェ(ジャン・マレー)は、そこに突如現れた美しき“死の国の王女”(マリア・カサレス)に魅せられ、やがて生と死の世界を往来するようになる。 鏡などのアイテムやトリック撮影を巧みに…
すごいバカ映画です
(タイトルからして脱力)。
でも、好きなんですよ、これ。
 
友達に
「キアヌの映画で一番好きかも」
と言うと
「えええええーっ!
どーしたの、趣味変わった?」
と驚かれました。
 
キアヌのことを一番美しいと感じた映画は
“マイ・プライベート・アイダホ”
でした。内容は退屈でしたが、
この映画のキアヌとリバー君は
この世のものとは思えないほど美しいカップルだったので
「神様はリバー君があまりにも美しすぎたので
召されてしまったのね」
なんて思ったくらいです(ちなみに私は無神論者です)。
 
で、“ビルとテッド〜”はすごい単純なギャグの連発で
ゲラゲラ笑いっぱなしでした。
「この笑いのテイスト、なにかに似ている」
と気になって、はっと気付きました。
かなり以前に“俺たちひょうきん族”ってゆー
伝説のバラエティ番組があったんですが
あの番組に
テイストが似ているんですよ。
もー、わかりやすいバカなギャグ連発。
わかりやすいと言っても欽ちゃんみたいに
お茶の間用の健全なのとは違って
「ほんとバカだねー」
とへなへなするようなギャグなんです。
これまで見た映画で一番笑えたかも。

DVD ポニーキャニオン 2000/09/20 ¥4,935
この映画も「かっこいい!」
と、衝撃を受けました。
この頃、80年代前半は
フランス映画絶好調でした。
ネオ・ヌーベルバーグとか呼ばれちゃって
ベッソン、ベネックス、カラックス
3人の監督たちの作品は、どれも魅力的で
夢中になったものです。
この中で一番天才肌っぽかったカラックス、
今どうしているんでしょうか?
(最近の映画事情は全然知らないんです)。
 
で、友達に
「どんな映画?」
と聞かれて、はたと困りました。
だってストーリーなんてあってないような
もんだから。
とにかく映像に酔いしれてくれ、
としか言えません。
 
そう言えば、カーウェイもそうだけど
ストーリー云々よりも映像に酔う、
今の一瞬のみに生きる、みたいな映画に
私は惹かれるみたいです。

以前カーウェイがインタビューで
「私は愛ではなく恋を描きたい。
永遠よりも今の一瞬を刹那的に描きたいのだ」
みたいなことを述べていました。
さすが脚本なしでその場その場のノリで
撮影するカーウェイらしい発言です。
あ、ここ数日、ワイドショーでもさんざん
「キムタク踏んだりけったり」
と騒がれてましたよね。
キムタクはカンヌに到着したのに
編集作業が遅れていて
映画のフィルムが届かないだなんて
さすがカーウェイだなあ…と笑ってしまいました。
かなりいい加減な人みたいだけど
作品は魅力的だから、まあ許そう(笑)。
 
あ、ストーリーなんてどうでもいい、
といってるわけでもないです。
「アンリエットの巴里祭」や
「マダムと泥棒」みたいに
きっちりした構成の脚本も大好きなので。
 
あ、“サブウェイ”で何よりも
魅力なのは
イザベル・アジャー二の存在です。
もともと美人ですが、この映画の
アジャーには只事じゃない美しさです。
私は以前「世界で一番美しいのは
イザベル・アジャー二だ」
とずっと思っていました。
彼女は今、どんな容貌になっちゃったんでしょうか…
見るのがコワイような気が…。
 

DVD ビクターエンタテインメント 1999/06/23 ¥4,935 主人公フレッド(クリストフ・ランベール)は大富豪の美しい人妻エレナ(イザベル・アジャーニ)の重要書類を盗み、地下鉄に逃げ込む。そこで、地下鉄を常宿とする、ローラースケートを履く若者、スティックを手放さないドラマー(ジャン・レノ)、手錠を素手で壊す怪力男の3人と出会い、ひょんなことからロック・コンサートを開くことに…
この映画を見て
「フランス映画っておもしろい!」
と、はまってしまったのです。
それまではフランス映画って
難解で批評家だけが喜んでいるとゆー
イメージでした。
が、この映画はとてもわかりやすく、
それでいて、映像や雰囲気などが
独特の世界を創りあげています。
 
ところで、この映画って作品自体は
たまらなくステキなんだけど
役者で印象に残っている人が
いないんですよね。多分、ほとんど
無名かマイナーな俳優だったと思います。
 
たいがい、好きな映画って
誰か魅力的な俳優がでてくるものだけど
(例えばファンじゃないけど、
“ストリート・オブ・ファイヤー”の
マイケル・パレはかっこ良かったし、
“恋する惑星”のフェイ・ウォンは
すごいキュートだった)
この映画は「この人!」って印象に残る人はいなくて、
役者それぞれが作品の中のひとつのパーツって感じでした。
この映画は「監督・ベネックス」のための
映画なんだなあ…と思いましたとさ。

DVD コロムビアミュージックエンタテインメント 1997/06/21 ¥3,990 リュック・ベッソン、レオス・カラックスらとともに、1980年代のフランス映画界を席巻したジャン・ジャック・ベネックス監督の第1作。自分の歌が録音されることを許さないオペラ歌手と、彼女の熱狂的なファンで、コンサートをこっそり録音する郵便配達夫。そのテープが、犯罪に絡んだ証拠と勘違いされたことから、彼は殺し屋に追いつめら…
くらくらするほどかっこいい!
単純明快なストーリーなんだけど
ものすごい気分爽快、ストレス解消にぴったり!
 
なにがいいって、登場人物、
みんな魅力的なのだ!
悪役のデフォーなんて、
悪ぶってるけど、結構紳士的なのだよ。
ダイアン・レインを誘拐したものの、
手を出さなかったのがいいね。
暴走族ものって陰惨なのが多いけど
この映画の悪役は全員やんちゃなわりには
ルールをちゃんと守って
引き際が潔い!
 
それに、途中で車を奪われた
コーラス隊のフォローがあったのも
嬉しかったっす。
巻き込まれたばっかりに仕事にあぶれて可哀想…
と気の毒に思っていたら、
なーんとちゃっかり最後には
ダイアン・レインのバックコーラスになってんの。
 
そして恋敵の嫌味なマネージャーも
最後には結構いいやつということがわかって、
マイケル・パレも
「俺は彼女の衣装持ちにはなれない。
彼女に必要なのはお前だ」
と、恋敵に彼女を託して
去っていくのであった…。
 
なーんか古きよき時代の映画って感じだなあ。
 
そして極めつけ!
それはあの曲でしょ!
もう、血が逆流しそうなほど興奮します。
あれ見て
「かっこいい!」
とダイアン・レインを見直したのですが
なんと吹き替えだったらしいですね。
なーんだ。
 
とにかくこれはおすすめです。
1時間30分という長さもちょうどいいです。

DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2003/11/28 ¥1,575 かつての恋人でもあった人気ロック・シンガー(ダイアン・レイン)が暴走族(ウィレム・デフォー)一味に誘拐されたことを聞きつけ、彼女を救出するため街へ舞い戻ってきた流れ者トム(マイケル・パレ)の活躍を描いた青春アクション映画。「ロックンロールの寓話」という文字だけ記すと身もふたもないが、実際にヴァイオレンス・アクショ…
本当に「うまいっ!」です、この映画の構成。
二人の脚本家が、1本の映画のストーリーを
考えていくんだけど、そのプロセスも
もちろん楽しいんだけど、ラストのオチ、
「ああああっ! そうなってたのか、
なるほど!!!!!!」
と、ものすごいたまげました。
うますぎです。

ほら、よく
「しゃれたコメディ」ってフレーズ、
使われるじゃないですか。
私はそのフレーズを聞くと、
即座に「アンリエットの巴里際」
を思い浮かべるんです。
これ、ほんと、おすすめです。

DVD アイ・ヴィー・シー 2003/07/25 ¥3,675

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